【札幌記念】"ダンジグ祭り"が高配当のカギ 充実著しいグランディアで勝負だ
逆瀬川龍之介

ⒸSPAIA
直近4年は1番人気が馬券圏外
いよいよ今週末は札幌記念だ。かつてはエアグルーヴやセイウンスカイ、ファインモーションといった名馬が制した伝統の一戦。それだけに堅いイメージを持たれるかもしれないが、直近4年は全て1番人気が馬券に沈み、中波乱となっている。
そこで16年以降の直近10回の札幌記念を徹底チェック。単勝オッズ10倍以上で3着以内に入った12頭の共通項を見つけ出し、今年の激走馬をピックアップしたい。
■6歳以上(7/12頭)
年齢別の目立った傾向が見られない一戦だが、伏兵に限るとベテラン優勢だ。該当12頭のうち、実に10頭が5歳以上、そして7頭が6歳以上だった。17年には13頭立てのブービー人気だった8歳のナリタハリケーンが2着に突っ込み、3連単20万円馬券の主役となっている。穴馬探しで迷った時は、より高齢の馬を選ぶのもアリだ。
<今年の該当馬>
アラタ
オニャンコポン
グランディア
シェイクユアハート
ピンクジン
ホウオウビスケッツ
マイネルモーント
ローシャムパーク
■5代以内にダンジグを内包(6/12頭)
近年の札幌記念は"ダンジグ祭り"といっても過言ではない。該当12頭のうち、半数の6頭がダンジグの血を持っていた。しかもこの6頭はいずれも20年以降の好走馬であり、同期間に限ると、24年3着のステラヴェローチェ、25年3着のアラタを除いた8頭中6頭を占めていた。
そもそもダンジグは札幌記念と相性が良く、直系子孫からエアエミネム、ファインモーションなど5頭の勝ち馬を送り出している。今年もその血を引く馬は絶対に押さえておこう。
<今年の該当馬>
アドマイヤテラ
グランディア
レディネス
ローシャムパーク
2つの条件をクリアしたのは2頭
上述した2つの項目を突破したのはグランディアとローシャムパークの2頭だ。実績では圧倒的にローシャムパークが上だが、ここは勢いを重視してグランディアを狙いたい。昨年末から軌道に乗って、前走の新潟大賞典で重賞初制覇。7歳だが、今まさに充実期といった雰囲気だ。
改めてデータに目を向けると、単勝オッズ10倍以上で馬券に絡んだ12頭のうち、実に10頭が前走の4角を4番手以下で通過していたので、差し脚質というのも好材料。道中はロスなく運び、ズバッと差し切るシーンを期待したい。
馬券はグランディアの単勝。馬連はアドマイヤテラ、エコロヴァルツ、シェイクユアハート、ショウヘイ、ホウオウビスケッツ、マイネルモーント、ローシャムパークへ流す。3連複は1列目にグランディア、2列目にアドマイヤテラとローシャムパークを塗って、3列目は馬連同様に手広く。伏兵が引っ掛かり、高配ゲットとなることを願いたい。
《ライタープロフィール》
逆瀬川龍之介
国内の主要セール、GIのパドックはもちろん、時には海外のセリにも足を運ぶ馬体至上主義のライター。その相馬眼を頼りにする厩舎関係者、馬主は少なくない。一方、マニアック、かつ実用的なデータを駆使して、ネット媒体や雑誌などにも寄稿するなど、マルチな才能を持っている。
《関連記事》
・【札幌記念】GⅡ2勝馬ショウヘイ、金鯱賞勝ち馬シェイクユアハートは消し ハイブリッド式消去法
・【札幌記念】特別登録馬一覧
・【札幌記念】1番人気は14連敗中 アドマイヤテラらGⅠ組中心も“アタマ”は疑う余地あり
