【札幌記念】アドマイヤテラが不動の主役 複勝率60%超の好データも後押し

SPAIA編集部

札幌記念の年齢別成績(過去10年),ⒸSPAIA

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真夏の大一番

16日に札幌競馬場で行われる札幌記念(GⅡ)。秋の大舞台を目指す実力馬の始動戦としてもお馴染みで、メンバーレベルの高さから「スーパーGⅡ」として大きな注目を浴びる一戦だ。

今年もここから秋は凱旋門賞に挑戦することが決まっているアドマイヤテラを筆頭に、金鯱賞の勝ち馬シェイクユアハート、新潟大賞典の勝ち馬グランディア、小倉記念の勝ち馬ゼンダンハヤブサといった各地の芝2000m重賞ウィナーも集結。楽しみなメンバーが揃った。

ここでは過去10年のレースデータを基に傾向をあぶり出し、注目データと推奨馬まで紹介していく。

★人気

人気別成績,ⒸSPAIA


人気別成績を見ると1番人気と2番人気が複勝率60.0%を誇り、上位人気優勢にも見えるが、1番人気の“勝利なし”は気になるところ。実は2011年トーセンジョーダンを最後に14連敗中となっている。

また、1番人気の馬券外「4」は2022年から昨年にかけて記録されたもの。GⅠホース不在、混戦ムードが漂う今年も1番人気馬の取捨は大きなポイントになりそうだ。

★年齢

年齢別成績,ⒸSPAIA


母数は少ないながら、3歳【1-1-1-4】勝率14.3%、複勝率42.9%は目立つ成績。ただし、今年は3歳馬が不在で、次いで強調したいのは5歳【4-7-4-24】勝率10.3%、複勝率38.5%となる。

2017年には6歳サクラアンプルールと8歳ナリタハリケーンによるワンツーで大波乱もあったが、6歳以上は【2-2-3-55】勝率3.2%、複勝率11.3%でベテランは基本的に割引だ。

★脚質

脚質別成績,ⒸSPAIA


直線の短いコース形態から、イメージ通り逃げや先行が優勢。また、マクリも【2-0-0-2】勝率50.0%と決まっているように、とにかく勝負所での位置取りが重要だ。

★前走クラス

前走クラス別成績,ⒸSPAIA


強豪が集う一戦とあって、前走GⅠ組が【4-7-7-27】勝率8.9%、複勝率40.0%と圧倒的。海外組も【2-1-1-12】勝率12.5%、複勝率25.0%で、前走の格は重要なポイントだ。

★前走距離

前走距離別成績,ⒸSPAIA


好走数の中心は前走同距離【6-2-3-53】で勝率9.4%も抜けて良いが、複勝率は17.2%でこちらは最も悪い。

一方、好走率が良いのは距離短縮【2-4-6-28】複勝率30.0%。今年の該当馬はアドマイヤテラ(前走3200m)、シェイクユアハート(前走2200m)、ローシャムパーク(前走2400m)の3頭だけ。ここは押さえておきたい。

★前走着順

前走着順別成績,ⒸSPAIA


今回のデータの中で最も特徴的なのが前走着順。前走1着が【0-1-1-14】複勝率12.5%で勝利なしと苦戦しているだけでなく、同2着も【1-2-0-13】複勝率18.8%、同3着も【1-0-1-11】複勝率15.4%と直近の勢いがまったく通用しない。

対照的に前走4着以下が【8-7-8-73】勝率8.3%、複勝率24.0%と中心。その前走がGⅠなら【4-6-5-23】勝率10.5%、複勝率39.5%の好成績で、格の高いレースでの敗戦はまったく気にしなくていい。


不動の主役

この他、今年の札幌記念では以下の条件を注目データとして取り上げる。


注目データ,ⒸSPAIA


前走クラス別成績では国内GⅠと海外GⅠを分けて紹介したが、国内・海外合算の「前走GⅠ組」で成績を取ってみても【6-8-8-39】勝率9.8%、複勝率36.1%の好成績になる。

これを「前走1秒0差以内の負け」で絞り込むと【6-5-3-19】勝率18.2%、複勝率42.4%に数値が上がり、もうひとつの好データ「5歳」をかけ合わせると【2-4-1-4】勝率は18.2%で変わらずも、連対率54.5%、複勝率63.6%という魅力的なデータとなった。

<今年の注目馬>
アドマイヤテラ
・昨年の目黒記念、今年の阪神大賞典を制している5歳牡馬
・前走は天皇賞(春)で0秒1差3着

栗東・友道康夫厩舎が管理するレイデオロ産駒の5歳牡馬。前走は天皇賞(春)でクロワデュノールと0秒1差の接戦を演じているように、現役でも上位の実力を持っている。

菊花賞3着、天皇賞(春)3着の実績からステイヤーのイメージもあるが、もともと芝2000mでデビュー2連勝を飾っているように適性外ということはない。

年齢や前走クラスといった好データを追い風に、秋に向かって弾みをつけるようなパフォーマンスに期待したい。

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