【京都記念】直近4年で2度の波乱 激走3条件が導いた現役屈指の京都外回り巧者

逆瀬川龍之介

京都記念 人気薄激走馬の共通点(過去5年),ⒸSPAIA

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昨年は5~7番人気馬で決着

少し前までは“堅いGⅡ”の印象が強かった京都記念だが、ここ数年は波乱が目立つ。22年は12番人気→8番人気→6番人気の決着で、3連単は67万円超えの大波乱。昨年も5番人気→6番人気→7番人気で決まり、同じく18万円超えの高配当となっている。

ならば、今年も一攫千金を狙いたいところ。そこで21年以降の直近5回に単勝10倍以上で馬券に絡んだ7頭をチェック。共通項を導き出し、今年の激走候補をピックアップしたい。

■牡馬・セン馬(7/7頭)
牝馬の好走も珍しくない京都記念だが、該当7頭は全て牡馬&セン馬である。

また、21年3着のダンビュライト、22年1着のアフリカンゴールド、24年3着のバビットが7歳だったように、7頭中4頭が6歳以上と、ベテランの活躍が目立つのも注目点だ。

■京都芝外回りでの連対実績(京都開催時3/3頭)
該当7頭のうち、京都開催時に好走した3頭は、いずれも京都芝外回りで連対実績があった。

とりわけ昨年2着のリビアングラスが同条件の京都新聞杯3着馬。また、同3着のマコトヴェリーキーは京都外回りで目下3戦連続2着だった。人気薄の京都外回り巧者は絶対に押さえておこう。

■前走が年明け以降(5/7頭)
該当7頭のうち5頭は年明けに走っていた。それ以外の2頭も前走は10月と12月。したがって休み明けは厳しいといえる。

また、24年3着のバビットが東海S16着から、昨年3着のマコトヴェリーキーが中日新聞杯11着からの臨戦だったように、前走の着順は気にしなくていい。


条件すべてに合致したのは3頭

以上3つの条件に合致したのはメイショウブレゲとリビアングラスの2頭。その中でもイチ押しはリビアングラスだ。前述したように昨年の2着馬でもある。

その後は勝ち負けに届いていなかったが、久々の京都外回りとなった前走の日経新春杯で9番人気ながら3着に好走。改めて京都外回りへの適性を見せつけた。

今回はヘデントールやエリキングなどの実績馬が人気を集めるが、ともに休み明け。使われてきた強みと舞台適性を武器に、上位争いに食い込んでほしい。

馬券は馬連と3連複の流しで、相手はエリキング、シェイクユアハート、ヘデントール、メイショウブレゲ、ヨーホーレイク。同じく条件を満たしたメイショウブレゲが絡み、高配当となることを期待しよう。

《ライタープロフィール》
逆瀬川龍之介
国内の主要セール、GIのパドックはもちろん、時には海外のセリにも足を運ぶ馬体至上主義のライター。その相馬眼を頼りにする厩舎関係者、馬主は少なくない。一方、マニアック、かつ実用的なデータを駆使して、ネット媒体や雑誌などにも寄稿するなど、マルチな才能を持っている。

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