【京成杯】3連単は15年連続で万馬券 激走3条件に合致する注目穴馬
逆瀬川龍之介

ⒸSPAIA
“ちょい荒れ”が頻発
京成杯は“ちょい荒れ”を狙うには最適なレースだ。3連単は11年から目下15年連続で万馬券。ただ、そのうち11回が1万円~10万円の中穴だったように、極端な波乱が少ないことは覚えておきたい。
ここでは直近10回の京成杯において、単勝20倍以上で馬券に絡んだ7頭の共通項を見つけ出し、今年の好配プレゼンターを抜擢する。
■前走新馬or未勝利戦を上がり2位以内で勝利(5/7頭)
該当7頭中5頭は前走の新馬or未勝利戦でメンバー中2位以内の上がり3Fをマークし、初勝利を挙げていた。また、残りの2頭も前々走で勝ち上がったばかり。
したがって穴馬に求められるのは格より勢い、そしてしっかりした末脚といえるだろう。
<該当馬>
・アクセス
・グリーンエナジー
・ソラネルマン
・パラディオン
・ポッドクロス
・マテンロウゲイル
・ラージアンサンブル
■継続騎乗(5/7頭)
古馬のレースに比べ、世代限定戦では人馬の絆が重要になる。京成杯も例外ではなく、直近10年の勝ち馬のうち、実に8頭が継続騎乗。そしてこれは穴馬にも当てはまる話で、該当7頭中5頭が継続騎乗だった。
リーディング上位のジョッキーに乗り替わった馬が人気を集めやすい傾向にあるが、そこに流されないようにしたい。
<該当馬>
・アクセス
・アッカン
・グリーンエナジー
・ショウグンマサムネ
・ジーネキング
・ステラスペース
・ソラネルマン
・マテンロウゲイル
■父エピファネイアor母の父ディープインパクト(4/7頭)
穴馬に限った話ではないが、京成杯は好走血統の偏りが強い。絶対に押さえておきたいのは母の父ディープインパクトで、直近10年では【1-2-1-1】の勝率20.0%、複勝率80.0%。伏兵の活躍も目立ち、19年には7番人気のヒンドゥタイムズが3着、23年には9番人気のオメガリッチマンが2着に食い込んでいる。
また、エピファネイア産駒も22年8番人気のヴェローナシチー、25年9番人気のミニトランザットがそれぞれ3着に激走しており、要チェックとなる。
<該当馬>
・アメテュストス(母の父ディープインパクト)
・ダノンヒストリー(父エピファネイア)
・マテンロウゲイル(父エピファネイア)
後のGⅠ・2着馬に肉迫した素質馬
ただ1頭、3つの関門を全てクリアしたのが、エピファネイア産駒のマテンロウゲイルだ。前走が3戦目での勝ち上がり、しかもアタマ差の辛勝だったので、地味な印象があるかもしれない。
ただ、注目してほしいのは前々走の未勝利戦。惜しくもクビ差の2着だったが、勝ったのは後に阪神JFで2着となるギャラボーグだから価値は大きい。セレクトセールで8000万円(税抜)の高値となったのも納得のグッドルッキングホースだ。
正直、まだ馬体の見た目ほど走れていないが、1週前のCW追いではラスト1F10秒8の好時計をマークしているので、この中間のリフレッシュで大きく成長している可能性がある。連勝での重賞初制覇を期待しよう。馬券は単複を厚めに。馬連も手広く流し、高配当ゲットといきたい。
《ライタープロフィール》
逆瀬川龍之介
国内の主要セール、GIのパドックはもちろん、時には海外のセリにも足を運ぶ馬体至上主義のライター。その相馬眼を頼りにする厩舎関係者、馬主は少なくない。一方、マニアック、かつ実用的なデータを駆使して、ネット媒体や雑誌などにも寄稿するなど、マルチな才能を持っている。
《関連記事》
・【京成杯】過去10年のレースデータ
・【京成杯】実績より勢い重視 同距離1勝クラス勝ちのアッカン、同舞台好走ポルフュロゲネトスに熱視線
・【京成杯】新馬戦の内容優秀、2戦目の上積みに期待大 キセキ初年度産駒の良血馬アクセスを推奨
