【チャンピオンズC】希少なレガーロ産駒アウトレンジの一発に期待 母父キングカメハメハも加点材料
SPAIA編集部

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Kingmamboの血を引く馬が躍動
7日に中京競馬場で行われる第26回チャンピオンズカップ。海外、主に北米から遠征してくる馬が苦戦しているレース(※今年は参戦馬なし)だが、北米血統自体の相性はむしろ良い。
それ以上に好走が目立つのが、キングカメハメハを筆頭としたKingmambo系だ。
・2020年
1着 チュウワウィザード(父キングカメハメハ)
・2021年
2着 チュウワウィザード(父キングカメハメハ)
・2022年
1着 ジュンライトボルト(父キングカメハメハ)
2着 クラウンプライド(母父キングカメハメハ)
3着 ハピ(母父キングカメハメハ)
・2023年
1着 レモンポップ(父Lemon Drop Kid)
3着 ドゥラエレーデ(父ドゥラメンテ)
・2024年
1着 レモンポップ(父Lemon Drop Kid)
3着 ドゥラエレーデ(父ドゥラメンテ)
直近5年だけでもこれだけの好走馬を輩出。この条件がよほど合うのだろう。
重賞未勝利馬レガーロの産駒
今年は母の父にキングカメハメハを持つアウトレンジに注目だ。
父レガーロは重賞未勝利馬で引退を迎えたが、母サンタテレジータが北米GⅠ勝ちという血統の良さもあって種牡馬入り。
初年度種付数は4頭で生産頭数3頭、血統登録は2頭と少ないが、その中でアウトレンジが重賞を制覇。もう1頭も門別の2歳戦を含む4勝を挙げるなど地方で活躍を見せており、種牡馬としてのポテンシャルは高い。
Kingmamboの血だけでなく、このレースと相性が良い北米中距離血統を持つ点も魅力で、大仕事をやってのけるかもしれない。

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