【紫苑S】AIの本命はリンクスティップ 「オークス5着以内馬」は複勝率57.1%
SPAIA編集部

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キタサンブラック産駒は2戦2連対
7日に中山競馬場で紫苑ステークス(GⅡ・芝2000m)が行われる。3着以内馬には秋華賞の優先出走権が付与される、先を見据えるうえでも重要な一戦。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:リンクスティップ
●短評
栗東・西村真幸厩舎に所属するキタサンブラック産駒。2月のきさらぎ賞では後のダービー3着馬ショウヘイ、同4着のサトノシャイニングら屈強な牡馬相手に連対し、クラシックでは桜花賞3着、オークス5着と善戦し、世代屈指の実力を示した。
秋華賞戦線でも最有力の一頭であり、今回は各馬からマークされる厳しい立場での参戦となる。淀での大舞台を見据え、新コンビを組む北村友一騎手がどのようにエスコートするか、ダービージョッキーの手腕にも注目が集まる。
●データ
2016年の重賞昇格後、計9回のデータでは、前走オークス組が【4-6-4-22】と連対馬18頭のうち10頭を占めている。特に、5着以内馬(1、4着はサンプルなし)に絞ると【2-1-1-3】勝率28.6%、複勝率57.1%とさらに上昇。世代最上位の舞台で示した力が繋がる傾向にあり、リンクスティップにとっても追い風となる。
また、種牡馬別ではキタサンブラック産駒が【1-1-0-0】と直近2年連続で好走馬を出しており、連対率100%を叩き出している。今年唯一の該当馬である本馬が、記録のバトンを来年につなぐことができるか注目だ。
AI予想エンジンKAIBA
◎リンクスティップ
◯エストゥペンダ
▲ジョスラン
△ロートホルン
×テリオスララ
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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