【中央競馬】東京競馬場 2月1、2日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部

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先週の東京競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京、京都、小倉での3場開催。ここでは先週の東京競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。
芝のプラス傾向
1~4枠
【8-4-6-43】勝率13.1%、複勝率29.5%
逃げ
【4-1-1-5】勝率36.4%、複勝率54.5%
芝で注意したい傾向
5~8枠
【2-6-4-60】勝率2.8%、複勝率16.7%
上がり2位以内
【2-5-4-14】勝率8.0%、複勝率44.0%
芝全体の傾向としては、施行数の少ないDコース使用かつ開幕週ということもあり、圧倒的に内~中枠、前が有利だった。
枠別に見ると、1枠【2-0-2-10】、3枠【3-0-1-11】、4枠【2-2-3-10】と、内目の枠ならどこからでも好走していた。一方、5枠から外では7枠の馬が2勝したのみ。この2頭はともに1番人気に推された3歳の素質馬であり、並の馬が外枠から活躍するのは難しい状況だった。
脚質では上で挙げた逃げに次いで、先行も【4-3-3-22】複勝率31.3%と好調。差しは【1-5-4-35】と好走馬こそ多いが勝ち切れず。上がり順位で見ても、上がり2位以内は10戦してわずか2勝と末脚自慢が活躍する東京コースのイメージとはかけ離れる結果だった。
ちなみに、上記好データを掛け合わせた「1~4枠×逃げ、先行」は【7-2-3-11】複勝率52.2%と驚異的な数字を記録。この条件に該当しそうな馬は積極的に狙いたい。
ダートのプラス傾向
5枠
【3-3-4-17】勝率11.1%、複勝率37.0%
先行
【7-3-2-36】勝率14.6%、複勝率25.0%
ダートで注意したい傾向
2、3枠
【0-4-1-45】勝率0%、複勝率10.0%
逃げ
【1-2-1-10】勝率7.1%、複勝率28.6%
ダート全体の傾向としては、中枠周辺、先行優勢だった。ただし、先週は土曜が良馬場、日曜は稍重馬場と馬場状態が変化していた点は留意したい。
枠別では好データにあげた5枠のほか、4枠【3-2-2-20】複勝率25.9%や6枠【3-1-2-22】同21.4%となど中枠周辺が良好だった。他方では、2枠と3枠がともに0勝と不振。1枠からは3頭が勝利したものの、内枠はあまり良くない。
脚質では全14レース中、先行が7勝、差しが6勝。上がり2位の馬が【5-1-3-4】勝率38.5%と目立ったように、先団~中団から末脚を伸ばせる馬が好成績を収めた。また、逃げは複勝率28.6%と数字は悪くないが、平均人気が4.6番人気であるのに対し、平均着順が7.4着と妙味が薄かった。
種牡馬成績では、ロードカナロア産駒が【3-1-2-5】複勝率54.5%と活躍。GⅢ根岸Sは同産駒のワンツー決着だった。根岸Sの舞台である東京1400mについて、20~24年の同産駒成績を確認すると【23-23-17-147】勝率11.0%、複勝率30.0%と高水準で回収率も単勝92%、複勝96%と良好。さらにこれを良馬場に絞ると【15-16-12-89】勝率11.4%、複勝率32.6%、単回収率111%、複回収率118%まで上昇する。
傾向まとめ
芝:真ん中より内目の枠、逃げ、先行有利
ダ:中枠周辺、先行優勢
特注データ
芝:「1~4枠×逃げ、先行」は複勝率50%超え
ダ:ロードカナロア産駒は良馬場の1400mで単複プラス回収率
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