【中央競馬】京都競馬場 昨年同時期のレース傾向まとめ

SPAIA編集部

イメージ画像,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

昨年同時期の京都競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は東京、京都、小倉での3場開催。ここでは昨年同時期(2024年第2回京都開催1~4日目=1月27日~2月4日)の京都競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。なお、昨年は年明けから連続開催だったが、今年は今週が初開催となるため、傾向が異なる可能性が高い点は留意する必要がある。

芝のプラス傾向
7枠
【3-6-2-22】勝率9.1%、複勝率33.3%
初角5番手以内
【13-9-10-66】勝率13.3%、複勝率32.7%

芝で注意したい傾向
1枠
【1-2-1-18】勝率4.5%、複勝率18.2%
6番人気以下
【1-3-6-115】勝率0.8%、複勝率8.0%

芝は上位人気馬優勢、前が有利。5番人気以内は【17-15-12-46】勝率18.9%、複勝率48.9%で、堅い決着が多かった。

枠別成績では目立った傾向が見られなかった。強いて挙げるなら1枠が18戦して1勝どまりと、複勝率がほかに比べて低かったことぐらいか。位置取りでは、初角5番手以内の馬が13勝と大活躍。ただし、同6番手以下でも【5-9-8-95】複勝率18.8%で決してチャンスがなかったわけではなかった。

ただし、開幕週の今年は内枠、前の方が有利になる可能性は高い。当日の傾向をよく見ておく必要がある。

ほか、覚えておきたいのはロードカナロア産駒について。【5-1-1-7】勝率35.7%、複勝率50.0%と活躍した。同産駒は23年のグランドオープンからの京都芝成績は【40-24-21-228】勝率12.8%、複勝率27.2%で、強調するほどではないが、連続開催を除く、開催1、2日目は【8-4-5-24】勝率19.5%、複勝率41.5%と数字が良くなる。きれいな馬場との相性がいいのかもしれない。

ダートのプラス傾向
8枠
【8-4-8-35】勝率14.5%、複勝率36.4%
初角4番手以内
【20-23-15-83】勝率14.2%、複勝率41.1%

ダートで注意したい傾向
3枠
【2-3-3-35】勝率4.7%、複勝率18.6%
初角8番手以下
【4-3-5-128】勝率2.9%、複勝率8.6%

ダートは外枠、前有利。枠別成績では8枠が30戦8勝と健闘した。7枠も6勝を挙げており、ダートらしく外枠がいい。ほか、内や中枠はほぼ互角だった。脚質別成績では、逃げが7勝、複勝率40.0%、先行が14勝、複勝率50.5%と圧倒的に前有利。中団の馬も7勝を挙げているが、追込までいくと馬券圏内に入った馬は4頭しかいなかった。前に行ける馬を重視したい。

傾向まとめ
芝:前が有利、上位人気馬優勢
ダ:外枠、前有利

特注データ
芝:ロードカナロア産駒は開催序盤のきれいな馬場で勝負

《関連記事》
【中央競馬】東京競馬場 昨年同時期のレース傾向まとめ
【中央競馬】小倉競馬場 1月25~26日のレース傾向まとめ