【中央競馬】中京競馬場、1月11~13日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部

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先週の中京競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は中山、中京での2場開催。ここでは先週の中京競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。
芝のプラス傾向
1枠
【2-3-2-13】勝率10.0%、複勝率35.0%
初角6番手以内
【11-6-5-54】勝率14.5%、複勝率28.9%
芝で注意したい傾向
7枠
【0-1-0-27】勝率0.0%、複勝率3.6%
初角7番手以下
【1-6-7-97】勝率0.9%、複勝率12.6%
芝全体の傾向としては内枠、前有利。先週に引き続き内枠が優勢で、1、3枠はどちらも連対率25%以上だった。一方の6、7枠は好走馬が各1頭と苦戦し、複回収率も一桁台。先週と同様の傾向だった。ただし、今週から中京はA→Bコースでの開催。傾向の変化には気を付けたい。
位置取り別成績では、初角時点で6番手以内の馬が12戦して11勝。同7番手以下から勝った馬は、道中で位置を上げて、4角では4番手にいたことから前にいることがとにかく大事だった。
騎手別成績では西村淳也騎手が【2-0-2-3】勝率28.6%、複勝率57.1%で、12日の6Rでは10番人気の馬を勝利に導いた。同騎手と中京といえばやはり2021年金鯱賞1着のギベオンのイメージがある。中京芝の通算成績は【42-42-24-292】勝率10.5%、複勝率27.0%で、単回収率140%と妙味は十分。特に2000m戦は単回収率が294%となっており、イメージ通り中京巧者と考えてよさそうだ。
ダートのプラス傾向
先行
【14-11-7-49】勝率17.3%、複勝率39.5%
馬体重500kg以上
【11-6-7-75】勝率11.1%、複勝率24.2%
ダートで注意したい傾向
追込
【1-1-4-115】勝率0.8%、複勝率5.0%
馬体重500kg未満
【11-16-15-209】勝率4.4%、複勝率16.7%
ダート全体の傾向としては先行馬有利。枠の有利不利は大きくないが、複勝率では8枠がほかより数字が低かった。脚質別成績では前、特に先行馬が優勢で、追込馬は1勝にとどまる。
ほか、馬体重別成績ではダートらしく、重い馬ほど活躍する傾向にあった。連対率、複勝率の観点からは500kg付近が好走するか否かの境目だった。
騎手別成績では、藤岡佑介騎手が【3-1-0-4】勝率37.5%、複勝率50.0%で、5~7番人気の馬とともに勝ち星をつかんだ。2020年以降の中京ダート成績は【16-18-12-100】勝率11.0%、複勝率31.5%と良好で、特に3歳馬とは【9-9-3-31】勝率17.3%、複勝率40.4%と相性がいい。
傾向まとめ
芝:内枠、前有利。道中で位置上げられる馬であれば後ろからでも
ダ:先行馬有利、枠は大きな有利不利なし。馬体重500kg以上の馬が好走傾向
特注データ
芝:“中京巧者”西村淳也騎手は単回収率140%
ダ:藤岡佑介騎手×3歳馬に注目
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