【オーバルスプリント】連対馬の過半数は「前走2着以内」 タガノミストが先行力生かして重賞連勝へ

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秋のダート短距離戦線を占う一戦
23日(水・祝)に浦和競馬場でオーバルスプリント(ダート1400m・JpnⅢ)が実施される。7月のスパーキングレディーカップで重賞初制覇を飾ったタガノミストをはじめ、かきつばた記念を制したダノンフィーゴ、サマーチャンピオンの2、3着馬インユアパレス、ハッピーマン、さきたま杯で3着に食い込んだ大井のイグザルトなど、JRAと地方から実績馬が集結した。
金沢で行われる今年のJBCスプリントと同距離の1400mであることから、秋の古馬短距離路線を占う意味でも重要な一戦になりそうだ。まずは予想の前に過去10年のレース傾向を振り返っていく。


人気別では1番人気が【3-2-2-3】で勝率、連対率、複勝率の全てでトップ。特に直近4年は1→1→2→1着と好調だ。2番人気は【2-3-1-4】、3番人気は【2-1-3-4】でいずれも複勝率60.0%と好成績。連対馬20頭のうち19頭は5番人気以内だった。

所属別ではJRAが12連対(栗東10、美浦2)とリード。地元の浦和が2勝を含む4連対で続く。ほか、船橋が2連対、大井、川崎がそれぞれ1連対だった。

年齢別では、4歳馬と6歳馬が最多タイの5連対で並ぶ。さらに4歳馬は勝率、連対率でもトップだった。以下、5歳馬と7歳馬が各3連対、3歳馬が2連対で、8歳馬と9歳馬がそれぞれ1連対となっている。
実績面では、連対馬20頭のうち13頭がダートグレードでの連対歴を持つ。残る7頭のうち6頭にも南関東の重賞、もしくはJRAオープン特別の勝利実績があった。また、連対馬20頭中12頭が前走2着以内。残る8頭のうち3頭にも2走前に勝ち星があった。
脚質別成績は【逃げ4 先行12 差し4 追込0】。小回りコースらしく先行馬の活躍が目立っている。

小回り適性高いタガノミスト
◎タガノミスト
栗東所属の5歳牝馬。前走のスパーキングレディーカップは3コーナーで先頭に立つと、直線でも力強い伸び脚を発揮して重賞初制覇を飾った。距離、コース、ナイターといずれも初めてだったが、難なく対応してみせた。
浦和は初めてだが、スタートの良さと巧みなコーナリングは小回り向き。「ダートグレードでの連対実績」や「前走で2着以内」は過去の好走傾向に合致している。斤量53キロも魅力で、牡馬顔負けの先行力を発揮してダートグレード連勝を飾る。
◯インユアパレス
栗東所属の5歳馬。前走のサマーチャンピオンは4番手から上がり最速の末脚を伸ばすも、1馬身半差の2着に敗れた。スタートに課題を残すものの、自在に動ける強みがあり、大崩れなく走れるタイプ。前走の斤量58.5キロから今回は54キロに変わる点は好材料だ。
これまで重賞では2着2回、3着1回とあと一歩のところまで来ている。当レースで5勝をマークしている戸崎圭太騎手とのコンビで悲願達成を狙う。
▲イグザルト
浦和1400mは前走のさきたま杯3着を含め、3戦全てで馬券に絡む舞台。小回りコースでも器用に脚を伸ばすことができ、ハイペースになりやすいダートグレードは合っている。
前章で挙げた「2走前に1着」に合致しており、地方馬が3年連続で連対している近年の傾向もプラス。休み明けでもJpnⅢのメンバーなら展開ひとつで上位争いに加わってもいい。
ほか、浦和のアウストロは昨年の2着馬。プラチナカップで2着に入るなど、浦和1400mに高い適性を示している。前走をまくって快勝したように位置取りに関係なく力を発揮でき、高速決着にも対応できる点も強み。リズム良く追走できればチャンスは広がる。
ダノンフィーゴは3走前のかきつばた記念で重賞初制覇を飾り、2走前の黒船賞でも2着と好走した。前走の東海ステークスは暑さがこたえたか10着に敗れたものの、涼しい時期に好走が目立つタイプであり、今回は展開ひとつで十分に反撃可能だ。
重賞2勝馬ハッピーマンは前走のサマーチャンピオンで3着に入り、復調を示した。7、8枠は過去10年で【5-4-4-24】複勝率35.1%と好成績。スムーズなレースができれば前進できるはずだ。
《ライタープロフィール》
菊池 敬太
サンケイスポーツで南関東競馬を中心に予想とコラムを掲載。近況のレース内容や傾向、データのほか、現場取材などで集めた情報をもとに高配当を狙っている。
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